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二世帯住宅で豊かに暮らすコツとは

 
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様々な理由から二世帯住宅を考えておられる方が増えています。例えば次のような理由が多いと感じています。

 

  • 家を建てる費用を抑えたい
  • 共働きなので子供の面倒を見てもらいたい
  • 親世帯が二世帯にしたいというので
  • 介護を考えると近い方がいい

 

ポジティブな気持ちで二世帯住宅を考えておられる方もいれば、ネガティブな気持ちで考えておられる方もいらっしゃることでしょう。

 

どちらにしても、仮に二世帯で暮らすことになるなら、お互いにできるだけ気持ちよく住める家にしたいところだと思います。

 

そこで今回は、二世帯住宅で豊かに暮らすコツをまとめてみましたので参考にしてください。

 

1: 二世帯住宅のコツは失敗から学べる

二世帯住宅が上手くいくコツは、すでに二世帯住宅を経験された方の失敗例から学ぶことができます。

 

(1)共有場所別の失敗例を学ぶ

[1]玄関

玄関を共有することで、次のような困ったことが発生するご家庭もあります。

 

  • いつも行き先と帰宅時間を聞かれる
  • 遅く帰ると気を遣う
  • 友人や知人を呼びづらい

 

親世帯と子世帯が同じようなライフサイクルで生活しているのなら、問題になりづらいのですが、異なる部分が多い場合は失敗の原因になります。

 

親子だからと言っても、社会に出てから身についた経験や習慣は違います。「親子だから大丈夫だろう」というのは危険です。お互いのライフスタイルやサイクルを見つめ直しておきましょう。

 

[2]リビング

家族が集まる場所「リビング」。本来ですと楽しい空間ですが、共有することで次のような困ったことが発生することもあります。

 

  • 好きなテレビが観られない
  • ゲストに入ってもらいづらい
  • 誰かの視線があるので寛げない
  • 世帯だけでコミュニケーションが取れない

 

テレビに関しては、最近はスマホやパソコンで視聴される方も増えていますので、問題になることは減っています。

 

しかし、ゲストを招きづらいとか、寛げないというのは価値観や習慣によって感じ方が変わるため、一度でも「嫌だな」と思うとストレス要因になってしまいます。

 

二世帯が集まれるリビングを家の中心に置くのなら、世帯別に寛げるサブリビングも検討しておくと避難場所ではありませんが、気兼ねなく気持ちをリフレッシュすることができるでしょう。

 

[3]水まわり

キッチン、トイレ、洗面所、浴室。水まわりは世帯によって使い方が違っています。

 

一方の世帯からすると「だらしない」「綺麗な使い方をしていない」「長時間使いすぎ」と感じられるかもしれません。

 

これは生活習慣や価値観の問題ですから、急に変わることはありません。そのためトラブルやストレスの原因になりやすい場所です。

 

世帯別に設備を準備できるなら、別々にした方が失敗も少なくなります。共有しないといけない場合は、誰がメインで使うのかを考え、その上で使い方のルールを決めておきましょう。

 

(2)お金に関する失敗例を学ぶ

親子関係でも失敗に直結するのが「お金」の問題です。

 

[1]水道光熱費

親世帯と子世帯が費用を折半して負担する。よく聞く話です。

 

しかし、後から失敗の原因になるのが、この考え方です。というのも、家に居る時間が親世帯と子世帯では違います。

 

また、水道やガスは親世帯と子世帯で違ってきます。

 

例えば、親世帯は「ほぼ毎日家に居る」。子世帯は「共働き」。こういう場合、水道や電気やガスを使うのは親世帯の方が多くなります。

 

そのため、次第に子世帯からすると「折半」ということに納得できなくなり不満を募らせることになります。

 

当然ですが、水道光熱費に関しては反対のケースもあります。結局、二世帯が同じくらい使うのなら問題にならないのですが、どちらかが少ないために不公平感を覚えるのです。

 

最善の方法は、親世帯と子世帯別々にメーターを付けることです。でも、これは完全分離型の二世帯リフォームでないと難しいため、お互いの世帯の暮らし方を知っておき、家に居る方が水道光熱費を多めに払うなど、ルールを作っておく必要があります。

 

[2]リフォーム費用

お互いにどれくらい負担できるのかを最初に話し合っておきましょう。そうしないと、トラブルの原因になります。

 

また、負担額の大小で意見が言いづらいということもありますので、そこまで考えた上で負担費用を検討する必要があります。

 

お金の問題は、親子関係であっても大きなトラブルにつながりやすいテーマです。

 

2: 二世帯住宅で豊かな暮らしを実現すると得られること

二世帯住宅の失敗例をまとめてみました。こうした失敗をしないために対策することで、次のようなメリットが生まれることもあります。

 

(1)暮らしを助け合える

お互いの暮らしを助け合えるというメリットがあります。ちょっとしたお願い事やお手伝いが頼めるのは暮らしを豊かにしてくれます。

 

(2)育児を一緒にできる

子供の育児、孫の育児。楽しいこともありますが、辛いこともあると思います。適度にお互いが育児に協力できると、辛いことがどんどんと減っていきます。

 

(3)隣に居る安心感

親世帯に多い感情だと思いますが、隣に息子や娘が居るという安心感は大きいようです。何かあったとき、すぐに連絡できるというのは、親世帯の生活を豊かにするポイントです。

 

3: 二世帯住宅でうまくいくコツ

二世帯住宅を考える上で、うまくいくコツというものがあります。

 

(1)世帯別に業者と打ち合わせしよう

二世帯住宅へのリフォームを検討されるとき、業者との打ち合わせを行うことになります。このときですが、二世帯が集まって業者と打ち合わせするのが一般的だと思います。

 

一緒に打ち合わせすることは、お互いの考え方を理解する上でプラスになることですが、やはり本人達を前にして「言いづらい」こともあるはずです。

 

そのため、時間的な余裕があるのなら、業者との打ち合わせは世帯別に行い、言いづらい要望や懸念点を伝えるようにしておきましょう。

 

二世帯住宅を専門に行っている業者であれば、世帯別の意見や要望を経験から上手にまとめ。お互いにとって理想的な間取りや動線を提案してくれます。

 

言いづらいことを、そのまま飲み込んではいけません。「これって大丈夫?」と思うことは、こっそりとでも良いので業者へ伝えておきましょう。

 

(2)共有する場所にはルールを決める

共有する場所がある場合、最初からルールを決めることが大切です。

 

二世帯の場合、生活に対する価値観が違っていることもありますので、途中からルールを決めると、どちらかの世帯だけが快適になる可能性が高く、ストレスを溜めることにつながります。

 

  • 使い方
  • 使う時間
  • 使う場所

 

きちんと決めておくと揉めることが減ります。

 

(3)程よい距離感を意識する

二世帯の場合、お互いの距離が近すぎるとトラブルの原因になりやすいです。親子なので遠慮がないということもありますし、配偶者からすると夫や奥さんの家族に強く言えないという不満も出てきます。

 

そこで常に意識してもらいたいのが「程よい距離感」です。一日の中で一度か二度だけ顔を合わせるくらいの距離感をイメージするとわかりやすいかもしれません。

 

これくらいの距離感を実現できる動線や間取りにすると、かなり快適な暮らしをお互いに送ることができます。

 

4: まとめ

二世帯住宅で豊かに暮らすコツは「程よい距離感」に重視することだと思います。

 

人は近すぎると面倒になることもあります。遠すぎると他人になってしまい、相手のサポートができなくなります。

 

一日の中で「あっ、今日も元気そうだな」と感じられる関係性を意識しておきましょう。これくらいが、いつまでもお互いに干渉し過ぎず豊かな心で暮らせるポイントだと思います。

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