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調子が悪い?そろそろ買い替え?給湯器の交換基礎知識

 
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シャワーを使っていると、だんだんとお湯がぬるくなってくる。急に冷たくなったと思ったら、今度は熱くなる。

 

いくらお湯を出そうとしても、お湯が出ない。

 

給湯器のトラブルは普段意識していませんが発生すると大変困ります。特に日本の場合、汗をかきやすい「梅雨」「夏」は大変困ります。

 

お湯が出ているときは何とも思わないものですが、問題が発生するとめちゃくちゃ困る給湯器。

 

今回は給湯器の交換についての基礎知識をお話します。

 

 

1: お家でこんな症状が出ていませんか?

次にお話するような症状が浴室や洗面所、台所で出ているなら給湯器に何らかの問題が発生しているか、これから発生する前兆だと考えてください。

 

(1)突然お湯が出ない

この場合、まずは「水」は出るのかどうかを確認しましょう。水が出ない場合は、地域の断水、またはお家の水漏れが考えられます。まずは地域の水道局へ連絡。断水でなければ、水漏れ調査を依頼してください。

 

水は出るけれどお湯だけが出ない場合。ガスが供給されていない可能性があります。都市ガスの地域ですと、ガスの元栓が正しく開いているかチェック。プロパンガスの地域なら、ガスが無くなっていないかチェック。

 

どちらも問題ないのにお湯だけが出ない場合、ガス漏れの危険があります。まずはガスの安全装置が作動していないか確認しなければいけません。

 

水も出て、ガスもある。でもお湯が出ない。こういう場合、給湯器のスイッチが入っているか確認。もしくは給湯器を一度再起動。

 

ここまでやってもお湯が出ない場合は、給湯器の故障が考えられますので、修繕や交換を検討してください。

 

(2)水温が急に変化する

古いタイプの給湯器をご利用の場合ですが、水を温めるのに時間がかかるため、なかなか温度が安定しません。特に使い始めたタイミングでは熱くなったり冷たくなったりします。

 

給湯器以外にも、古いタイプの住宅の場合、配管が隣人宅と繋がっていることがあります(最近はほぼありません)。すると、隣人が水を使う度に水圧が変化するため、こちらの給湯器に影響し温度が安定しないことがあります。

 

まずは給湯器のタイプを確認しましょう。10年以上前のものなら交換すると快適です。そして交換するとき、気になるなら配管のチェックも行っておくのがベストです。

 

配管の敷き直しは可能なのでリフォーム業者へ相談してください。

 

(3)追い炊きできないことも

給湯器は動いているのに追い炊きできない。こんな症状の場合、2つのポイントを確認してください。

 

ひとつめは「お湯の量」です。給湯器の追い炊きは、浴槽にお湯がある程度入っていないと「空焚き」と判断され、追い炊きできないようになっています。

 

お湯が入っているのに追い炊きできない場合、2つめのポイント「フィルター」の汚れを確認。

 

追い炊きでは浴槽の中のお湯を循環させて温めます。そのため、お湯を循環させる通り道にある「フィルター」が汚れていると、お湯がスムーズに循環できなくなり追い炊きの性能を引き出すことができません。

 

2つのポイントを確認し問題ないのに追い炊きが出来ない場合、給湯器の故障や劣化が考えられます。こちらも10年以上使用されている場合は、そろそろ交換のタイミングですので検討ください。

 

10年未満なら修理で対応可能です。

 

2: 水漏れは起こっていませんか?

お湯は出るけれど、給湯器が設置されているところを見ると、「水漏れ」と見られる症状が出ている。こんなケースもあると思います。

 

(1)水抜き栓から出ている

給湯器には「水抜き栓」という装置が付いています。この装置は、給湯器内部の圧力が高くなると、水を排出することで圧力を減少させ安定させるために取り付けられています。

 

ですから、水抜き栓から水が出ている分には「水漏れ」ではありません。一時的なことなので、翌日にもう一度見ていただくと出ていないことが多いです。

 

困るのは水抜き栓の近くから水が出ているケースです。給湯器の仕組みとして、水抜き栓以外から水が出てくることはありません。そのため、こちらのケースの場合は修繕や交換が必要になってきます。

 

(2)劣化している

水抜き栓以外のところから水漏れが発生している場合ですが、原因として多いのがゴムを使った部品の劣化です。

 

1年や2年で劣化が進むことはほとんどありませんが、5年以上使い続けていると、ゴム部分の劣化は進んでしまいます。

 

この場合ですが、ゴム部品の劣化は「交換」しないと直りません。修繕を検討していただくのが得策です。

 

(3)メンテナンス不足

最近購入したのに水漏れしている。こんな場合は、設置業者のメンテナンス不足や設置不良が考えられます。

 

最近購入されたのなら、施工業者やメーカーへ連絡すると、多くの場合は無償で修理してもらえます。

 

(4)不使用期間があった

長期の不使用期間ですが具体的に「○○日以上」と言えないので困るのですが、一般的には1週間~2週間以上にわたって使用していなかった場合、給湯器を動かしたときにトラブルが発生する可能性が出ていきます。

 

こういうケースは、給湯器内部の問題が多いので業者へ修理してもらうのが適切です。

 

3: 放っておくと危険なんです

(1)一酸化炭素中毒

給湯器のトラブルですが、放っておくと一酸化炭素中毒を引き起こす原因になりかねません。

 

特に継続的な水漏れが発生していると、給湯器の内部で不完全燃焼を起こし一酸化炭素を発生させてしまいます。

 

(2)早く修繕してください

一酸化炭素中毒は、最悪の場合は死亡することがあります。大変危険です。そのため、給湯器のトラブルが感じられた場合は、まずは修理で解決できるのか業者へ相談してください。

 

(3)修繕できない場合

修理箇所が多い。または、修理する方が高い。このような場合は交換を検討してください。

また、修理できるけれど今の給湯器を10年以上使っているなら、修理よりも交換されることをおすすめします。

 

というのも、給湯器は年々高性能になっています。また、温度の安定性も高くなっています。

 

給湯器は毎日使う設備ですから、ストレスなく使えるようにしておくことが大切です。

 

4: 給湯器の交換も検討ください

給湯器の交換について少しお話します。

 

(1)エコキュートとガス給湯器

給湯器には大きく分けて2つの方法が主流になっています。

 

  • エコキュート(電気を利用する給湯器)
  • ガス給湯器(ガスを利用する給湯器)

 

エコキュートはランニングコストが良いです。また電気を利用しているので火災の心配が減ります。

 

対してガス給湯器は、お湯がたっぷり使えるのでお湯切れも気にせずに使えるというメリットがあります。置き場所もコンパクトなので、ほとんどのご家庭に設置可能です。

 

(2)給湯タイプの違いも知っておきましょう

給湯器って全部同じように見えますがタイプがあります。

[1]フルオートタイプ

自動でお湯はり、保温、たし湯、配管自動洗浄などをボタンひとつで行えます。

[2]オートタイプ

フルオートタイプとの違いは、

  • 自動でたし湯
  • 自動で配管洗浄

これらの機能がないことです。フルオートと大きな違いはありません。

[3]給湯専用

気をつけないといけないのがこのタイプです。

価格はお手頃ですが、少し前の給湯器の使い方になります。

  • 蛇口から給湯をスタート
  • 蛇口を閉めてお湯はり完了
  • 自動追い炊きなし
  • 自動保温機能なし
  • 自動でたし湯機能なし
  • 自動で配管洗浄なし

お得なタイプではありますが、使い勝手を考えるとオートタイプの方が便利です。

 

5: まとめ

給湯器も外壁や屋根と同じように劣化します。今回お話しましたようなトラブルが出ているようなら、修理や交換を検討してください。

 

10年以上使っておられるのなら、修理よりも交換をおすすめします。給湯器は最新のものがいいです。ランニングコストを抑える工夫もされていますし、何といってもお湯の温度が安定します。

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