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ペットドアリフォームの取り付けポイントをご紹介

 
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大切なペットと一緒に楽しく快適に暮らすなら、ペットも家の中を自由に行き来できると喜ぶはず。

 

特にネコちゃんの場合は、自分の好きな場所へ好きな時に行って、好きなように過ごしたい子がほとんど。

 

そんなペットの楽しみ方を実現できるのが、今回ご紹介するペットドア。

 

ペットドアは家の中でペットと暮らす時間が増えたため、需要が増えているリフォームです。そこで今回はペットドアリフォームのメリットやデメリット、注意点に関してお話していきます。

 

1: ペットドアリフォームとは?

家の中でペットと一緒に暮らす方にとって、気になるのはペットが快適に暮らせるかどうかではないでしょうか。

 

行きたいときに部屋を出て、行きたいときにトイレに行く。水を飲みたいときは移動して、ご飯を食べたいときはリビングを出て。こういう暮らしを実現させてあげたいものです。

 

しかし、一般的な住宅ですと、ペットが部屋を出たい。部屋に入りたいと何らかの合図をしてきたときに、人がドアを開け閉めする必要があります。

 

また、ネコちゃんに多い行動ですが、部屋を出たい、入りたいという合図を出しながら、人がドアを開けて待っていると入ってこない、出て行かない、という、なんとも困ったことがおこります。

 

だからと言って、ドアを少し開けておいて、いつでも通り抜けられるようにしておくと、夏は冷房が効かなくなりますし、冬は暖房が効きづらくなります。

 

こうした悩みをすんなりと解決できるのがペットドア。最初からペットがスムーズに出入りできるペット用の扉を付けた状態になっているため、ワンちゃんもネコちゃんも、自由に行き来することができます。当然ですが、フェレットなどもOK。

 

2: ペットドアリフォームのメリットとデメリット

ペットドアリフォームを行う上でのメリットとデメリットを見ておきましょう。

 

(1)ペットドアリフォームのメリット

まずはメリットから。

 

[1]ドアのキズが減る

ゼロになるとは言えませんが、ペットが行き来したいときにドアをガリガリ引っ掻くことが減りますので、ドアがボロボロになるのを防げます。

 

[2]冷暖房の効率が良くなる

ドアの開け閉めが減りますので、エアコンを始めとした冷暖房装置の効率がアップします。

ペットは小さなドアから出入りしますので、室温を保つことができると、結果的にお財布にもやさしい選択となります。

 

(2)ペットドアリフォームのデメリット

メリットがあるということは、デメリットもあります。

 

[1]通らない可能性は常にあります

ペットドアを取り付けた。ペットは通ってくれるはず。

この期待を裏切られることもあります。相手はこちらの気持ちを汲んではくれません。自分たちのやりたい方法を選びます。

ペットドアを通り抜けるよりも、飼い主さんにドアを開けてもらうのが好き!こういう子もいます。

 

[2]音が気になることも

ペットドアをペットが通るとき、商品によってはパタパタと音がうるさく感じるという方もいらっしゃいます。

また、強い風の日は、隙間風などでペットドアの部分がパタパタと音がすることもあります。

通ったときに、どういう音がするのか、リフォーム業者と相談して確認しておきましょう。特にペットドアの材質が硬めのプラスチックや木製の場合は、音が出やすくなります。

 

3: ペットドアリフォームの方法

ペットドアリフォームの方法には、大きくわけて2つの方法があります。

 

(1)自作する人もいます

手先の器用な方ですと、自作される方がいらっしゃいます。最近ですとYouTubeやブログなどで、自作の方法が紹介されているため、見よう見まねで完成させてしまう。そんな方もいらっしゃいます。

 

自作でのメリットは、工事費用が自分次第なので安くなることでしょう。材料も自分で調達しますので、少しでも安いホームセンターを回って集めてくることもできます。

 

(2)おすすめはプロのリフォーム

自作できないことはありません。しかし、仕上がりや安全性(特にペットの安全性)、耐久性などを考えると、プロのリフォーム業者へ依頼するのが安心です。

 

また、後からお話しますが、DIYを行うと工事費用は抑えられるかもしれませんが、それ以外の部分で出費がかさむこともあります。

 

DIYが趣味で、必要な知識と技術と工具が揃っているのなら問題ないと思いますが、そうでないのなら、プロに依頼するのが簡単で、しかもスムーズに完成できる方法です。

 

4: ペットドア設置の種類

ペットドアの設置には3つの種類があります。

 

(1)部分後付け

既存のドアにペットが通れる大きさの穴を開け、そこをペットドアにする方法です。

 

この方法は、戸建て住宅や分譲マンションをお持ちの方なら出来ると思います。しかし賃貸の場合は難しくなります。

 

(2)ドア交換

最初からペットドアが付いているドアにまるごと交換する方法があります。

 

ドアの大きさや素材、グレードによって値段が変わってきますので、リフォーム業者から見積もりを取っておきましょう。

 

また、まるごと交換する場合、忘れてはいけないのが、これまで使っていたドアの処分です。

 

友人や知人に「ほしい!」という方がいらっしゃればラッキーです。進呈してあげてください。身近にこういったケースがない場合は、おそらく交換したドアは使わないので処分することになります。ということは、処分費用が発生します。

 

(3)壁に取り付ける方法もある

壁にペットドアを取り付ける方法も登場しています。ワンちゃんには難しいかもしれませんが、ネコちゃんなら大丈夫な大きさです。

 

壁に取り付けるため、壁の厚さや素材に条件がありますが、検討してみる価値はあります。

 

5: DIYでの注意点とは

DIYでペットドアを取り付ける場合、次の点に注意しておきましょう。

 

(1)素材

ドアに取り付ける場合。壁に取り付ける場合。どちらも取り付ける部分の素材に注意しておきましょう。

 

一定の大きさの穴を開けることになりますので、耐久性を保つことができるのか確認しておく必要があります。

 

(2)専用工具

ドアの取り付けや取り外しには専用工具が必要な場合があります。専用工具で作業を行わないと、ドアがしっかり取り付けられないままということがあり、安全面での保証ができなくなります。

 

(3)メーカー保証

これまでお使いだったドアにペットドアを取り付ける場合ですが、ドアメーカーの保証対象外になることがあります。

 

6: ペットドア設置の費用相場

後付けでペットドアを設置する場合ですが、ペットドア本体は2000円~6000円。取り付け費用が必要になりますので、合計すると概ね1万円~2万円です。

 

ドアをまるごと交換する場合は、ペットドア付き内装ドアを購入することになりますので、10万円前後必要になります。

 

一般的な内装ドアよりも、ペットドア付きのドアは若干割高になります。

 

7: まとめ

ペットドアはあると便利です。自由にペットが行き来できますので、楽しんで暮らしてくれている姿を見るだけで嬉しい気持ちになれます。

 

特にネコちゃんの場合は、好きなときに好きな場所へ行きたい傾向が強いため、ペットドアがあると大変喜んでくれるでしょう。

 

まずはリフォーム業者へ現地調査をお願いし、見積もりを依頼してください。それからじっくりと検討いただければ、失敗することはなくなります。

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