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内装リフォーム工事は誰に相談?選び方とトラブル回避ポイントを解説します

 
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内装リフォーム工事を検討している人にお話したいことがあります。

 

というのも、内装リフォーム工事って1年や2年に一回やることではありませんから、よくわからないことだらけ。

 

  • 結婚式の披露宴
  • 就職活動
  • 転職活動

 

こういった人生の中で何度も経験しないことと同じように、先人の知恵や経験が蓄積されず、次の世代へ引き継がれない典型的な事例です。

 

今回は、わからないことが多い内装リフォーム工事の相談先の選び方やトラブル回避ポイントについて解説していきます。

 

1: 内装リフォーム工事の相談は?

内装リフォーム工事の相談を誰にすれば良いのか。ここが悩みの第一歩ではないでしょうか?

 

まず基本的なことですが、内装リフォーム工事に関しては大きく分けると2つのパターンがあることを知ってください。

 

一つ目は「住宅の内装リフォーム」です。もう一つは「営業店舗の内装工事」です。

 

似ているのですが、それぞれの目的によって選ぶ先が変化します。

 

(1)内装業者

内装業者へ依頼するメリットは、

 

  • 内装のデザイン
  • 内装の設計
  • 内装の施工

 

これらを一括で依頼できることです。

 

ただし一般的に「内装業者」と呼ばれるところは「営業店舗の内装工事」を得意としていることが多いです。

 

住宅の内装リフォーム工事も依頼できますが、費用面で折り合わない可能性が高くなります。

 

(2)リフォーム専門業者

リフォーム専門業者に依頼することができます。私「アップクラフト」はここに入ります。

 

リフォーム専門業者も先ほどの内装業者と同じように

 

  • 内装のデザイン
  • 内装の設計
  • 内装の施工

 

これらを一括で対応できます。そして、リフォーム専門業者は住宅の内装リフォーム工事を得意としていますので、あなたのリフォームが住宅なら、ここへ依頼するのがおすすめです。

 

費用面も折り合いがつきやすいですし、施工経験も豊富な業者へ依頼すれば、あなたの理想を実現してくれます。

 

(3)設計事務所

設計事務所へ依頼することもできます。

 

ただし理解しておきたいことがあります。それは、設計事務所は「デザイン」と「設計」に特化していることです。

 

確かに「他とはちょっと違う」デザインを設計してもらえますので、店舗や住宅に強いこだわりをお持ちの方にはおすすめです。

 

設計事務所を選ぶときのポイントは

 

  • 施工は別の業者へ依頼する必要がある
  • 施工は別の業者なので施工分の費用が必要

 

洗練されたデザインでの内装リフォーム工事を目指し、予算に余裕のある方へおすすめします。

 

(4)工務店

内装業者やリフォーム専門業者と同じように

 

  • デザイン
  • 設計
  • 施工

 

すべてを一括で依頼できます。

 

内装業者やリフォーム専門業者と違うのは、工務店の得意分野は「建物を建てる」こと。

そのため工務店によっては、デザインが苦手というところもあります。

 

また、住宅や店舗の建築がメインの仕事なので、内装リフォーム工事だと「下請け」に仕事を丸投げされる可能性もあります。

 

(5)ホームセンター

最近はホームセンターでも内装リフォーム工事を請け負ってくれます。

 

相談しやすいので検討対象になることが多いです。

 

ホームセンターへの依頼も良いのですが、ホームセンターへ依頼した場合、次のような流れが多いことを理解しておいてください。

 

あなた → ホームセンター → 下請けの内装業者やリフォーム専門業者

 

ホームセンターが施工することはほとんどありません。契約している内装業者やリフォーム専門業者へ仕事を出すだけなのです。

 

ということは、費用面を考えるとホームセンターは「中間マージン」を利益としていますので、あなたが直接に内装業者やリフォーム専門業者へ依頼したならば、払わなくて良いお金を払っていることになります。

 

(6)大手家電量販店

ホームセンターと同じように相談しやすいのが、大手家電量販店です。

 

店舗の内装リフォームの相談は難しいと思いますが、住宅の内装リフォームの相談なら受けてもらえます。

 

ただ、こちらもホームセンターと同じ流れになっていることが多いため、費用面をシビアに考えると「ちょっと損したかも?」ということになります。

 

 

以前とは違い、内装リフォーム工事について相談できるところは増えています。あなたの目的と予算に合わせて賢く選んでください。

 

  • 個人向けリフォームが得意なのかどうか
  • 飲食店などの店舗向けリフォームが得意なのか
  • オフィス向けリフォームが得意なのか

 

相談先によって、それぞれ得意なことがあります。ここを間違えると工事はできますが、あなたが思っている完成にならない可能性が高くなります。

 

私としては、デザインに強いこだわりがないのなら

 

  • 個人向けはリフォーム専門業者
  • 店舗やオフィス向けは内装業者

 

こちらへ相談されることをおすすめします。

 

洗練されたデザインに強いこだわりがある方は、言うまでもなく「設計事務所」がおすすめです。

 

2: 内装リフォーム工事で知っておきたい生活への影響

内装リフォーム工事は、どうしても生活への影響を無視できません。

 

特に工事期間が想定よりも長いと、普段の生活に不便さを感じるようになります。

また、リフォーム工事をする室内の家財や設備を移動し保管する必要もありますので、どれくらいの工事期間を想定しておけば安心なのかは重要になってきます。

 

(1)壁のクロスの貼り替え

壁のクロスの貼り替えですが、室内に家財や設備が少ない6畳1室なら「1日~2日」で工事が終わると考えてください。

 

リビングなど家財や設備が多く広めの部屋は、移動や養生の必要がありますので「3日」程度は必要になります。

 

そして、リフォームする部屋の数が増えると、壁のクロスの貼り替えであっても工事期間は長くなります。

 

(2)フローリングの貼り替え

フローリングの貼り替えは、貼り替える素材によっても変わってきます。住宅で使われる事の多いクッションフロアであれば、6畳1部屋なら2日程度で完成します。

 

フローリングの貼り替えは、壁とは違い家具や設備を移動しなくてはいけないことです。貼り替えの工事期間も必要ですが、家具や設備の移動に費やす手間も考慮しておいてください。

 

(3)天井のクロスの貼り替え

天井のクロスの張り替えは、比較的短い工事期間で終われます。

 

6畳1室なら1日~2日程度です。

 

家具や設備の移動、または養生が必要な場合は、プラス1日を見込んでおきましょう。

 

3: 工事依頼してから後悔しないトラブル回避ポイント

トラブルで後悔しないためには、先に回避ポイントを知っておくことです。

 

(1)トラブル事例から学ぶ

アップクラフトでは発生しませんが、トラブルとしてお聞きすることの多い事例があります。

 

工事予定日が到来しているのに工事が始まらない

 

大変困ります。家具や設備を移動したのに、工事が始まらないということは、工事の終わりも後ろになるということですから、不便な期間が長くなるのです。

 

こんなことに遭遇しないためには、契約の時に「期限内に工事を行う」「期限内に工事が行われない場合は契約を解除する」という旨を契約書に追記してもらいましょう。

 

(2)トラブルが発生したとき

まずは業者へ直接相談することです。

 

ただ、業者によっては取り合わないところもあるようです。こういう場合「消費者センター」へ相談するという話もありますが、あまり良い結果は期待できません。

 

そこでもっとも効果的なのは「民事に強い弁護士」へ相談することです。弁護士はあなたに代わってやりとりしてくれますので、もっとも早くストレスも少なく解決できます。

 

4: まとめ

内装リフォーム工事を相談できるところは増えています。

 

そのため、間違ったところへ相談すると、期待していたリフォームにならないこともあります。

 

リフォームの成功は業者選びから始まっています。

あなたの内装リフォーム工事に合った業者を選びましょう。

 

そして、候補に挙がった業者の「得意なこと」を調べましょう。今ならインターネットで業者のホームページやSNSから施工事例を見れば得意分野がわかります。

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