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台風シーズンもこれで安心!雨戸リフォームの方法と注意ポイントをご紹介!

 
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雨戸は外壁や屋根と同じように、月日が経つと劣化します。また劣化した雨戸や、最近のお家に多い「雨戸が付いていない窓」は、台風シーズンになると被害が発生しやすくなります。

 

また、これはやっかいな話ですが、防犯上の問題も発生してしまい、安心して暮らしにくくなってしまいます。

 

そこで今回は、リフォームの中でも後回しになってしまう「雨戸リフォーム」についてご紹介させていただきます。

 

1: 雨戸の役割とリフォームの必要性とは

雨戸って、窓についているけれど積極的に使うことは年間のうち数回。こんな方もいらっしゃると思います。頻繁に開け閉めするとしても、寝室やリビングの雨戸を寝る前に閉めるくらいではありませんか?

 

(1)雨戸の役割とは

雨戸の役割には、次のような内容があります。

 

  • 窓やガラスを飛来物から守る
  • 窓やガラスを強風から守る

 

そして、こんな役割もあります。

 

  • 紫外線から室内を守る
  • 室内が見えないように目隠しする
  • 光を遮って室内を快適にする
  • 室内の気温を最適な状態に保つ

 

また、戸建て住宅の方の場合、万が一の話ではありますが、お隣で火災が発生した場合、雨戸があると窓ガラスを迫ってくる炎から守る役割もしてくれます。

 

(2)リフォームの必要性

このような役割のある雨戸ですが、残念ながらリフォームという視点で見ると「後回し」になりがちです。

 

お家の外壁や屋根でしたら、見た目の印象にも影響しますし、雨漏りの心配は一般的に理解しやすいため、築20年~30年が経過すると「そろそろリフォームしようか」となるのですが、雨戸となると「まだ大丈夫そうだし」ということになるようです。

 

しかし、雨戸が劣化したままになっていると、防犯上の問題もありますが、昨今の気象状況を考えると

 

  • 暴風
  • 豪雨

 

これらの自然災害による被害を防ぐために、雨戸のリフォームは「やっておくべき」と言えるくらい必要性が増しています。

 

特に台風が通過しやすい地域ですと、突風によって窓ガラスへめがけて木の枝やご近所の鉢植えなどが飛んでくることもあります。

 

こうしたとき、雨戸が劣化したままですと、雨戸を突き破って窓ガラスへ直撃。割れた窓ガラスからは雨風が入ってきますし、窓枠の部分まで被害が広がり、大きな修繕工事が必要になることも考えられます。

 

「このようなことは起こらない」と言えれば何よりですが、現実的には台風の進路はわかりませんので、いつ起こっても不思議ではないという状態です。

 

2: 雨戸リフォームの方法

雨戸リフォームには2つの方法があります。

 

(1)塗り替えリフォーム

雨戸の性能そのものはあまり劣化していない。でも、見た目が傷んでいる。こういうケースでは、外壁や屋根と同じように表面を塗り替えるリフォームがあります。

 

表面の塗り替えだけでも、雨水があたったときの防水性能をアップできますし、小さなキズから発生するサビの予防にも役立ちます。

 

塗り替えが必要になっている雨戸を、そのまま放っておくと塗装のスキマから雨水が浸入し、雨戸そのものの耐久性を下げてしまうことにつながります。

 

雨戸を長持ちさせたいという場合も、塗り替えリフォームは最適な修繕方法と言えます。

 

(2)DIYリフォーム

ご自身でリフォームする方法です。

 

DIYでリフォームすると、費用が安くなることが多いです。ただし、正しくリフォームしないと、劣化を早めてしまうこともあります。

 

特に塗り替えに関してですが、入念な下地処理や必要な塗料の量を使わないと、剥がれの原因になってしまい、サビを発生させてしまうこともあります。

 

また、DIYリフォームを検討される方には知っておいて頂きたいのですが、1階の雨戸のリフォームはできますが、2階以上の高所での作業はかなりの危険を伴います。

 

私たち業者でも、2階以上の高所で作業するときは万全の準備をしてから挑みます。専門業者としては、「DIYは1階だけ」にしておかれることをおすすめします。

 

3: 雨戸交換や新設の方法

雨戸のリフォームには、交換や新設という方法もあります。

 

(1)交換リフォーム

雨戸の塗り替えだけではなく、雨戸そのものを交換して性能アップしたい。こういう場合におすすめできる方法です。

 

交換リフォームを行うと、

 

  • 新品なので美しくなる
  • 製品のグレードによっては防犯性能がアップしている
  • 遮音性や室内の温度を維持しやすい機能もある

 

塗り替えリフォームと比較すると、多くの場合、快適性がアップします。しかし、費用面を考えると塗り替えリフォームの方が負担も少なくなります。

 

雨戸リフォームに、どういった目的をお持ちなのか。目的をきちんと考えて選んでいただけると後悔されることがなくなります。

 

(2)新設リフォーム

最近の戸建て住宅の窓には雨戸がついていないところもあります。そのため、住んでから不安になり、雨戸の「新設リフォーム」を検討される方もいらっしゃいます。

 

雨戸の新設は、住宅へ直接取付工事をする必要がありますので、業者に依頼されるのが良いでしょう。

雨戸の枠の取り付けや、既存の窓との干渉調整。穴を開けた部分の防水対策。こういった作業が必要になりますので、DIYではなかなか細かな部分まできちんと完成させることが難しくなります。

 

(3)知っておきたい雨戸の種類

交換リフォームや新設リフォームされるとき、知っておいていただけると選びやすくなるのが雨戸の種類です。

 

雨戸には、次のような種類があります。

 

  • 単板引き違い雨戸

賃貸物件に取り付けられている雨戸をイメージしてください。

板を2~3枚組み合わせて雨戸にしているものです。この雨戸は「開ける/閉める」しかできないので、光が入るか入らないかのどちらかになってしまいます。

そのため雨戸を閉めると、室内は真っ暗。風も通りません。費用は比較的安いのが特徴です。

 

  • エコ引き違い雨戸

ルーバーと呼ばれる仕組みを使った雨戸です。ルーバーを開閉すると、ブラインドのように光や風を室内に入れることができます。当然、完全に閉じることも可能。

 

  • シャッター雨戸

雨戸を使わないときは、窓の上に巻き込んで収納しておくタイプです。デザイン性も高いため人気の雨戸です。

 

シャッター雨戸には「手動」と「電動」があります。手動は自分で開け閉めします。電動はボタン一つで開け閉めできます。

 

4: 雨戸リフォームで注意するポイント

雨戸リフォームを検討するとき、注意しておきたいポイントがあります。

 

(1)リフォームタイミング

雨戸リフォームでは、高所の雨戸もリフォームすると思います。そのため、できれば外壁や屋根のリフォームと同じタイミングで行うと、足場を立てる回数を減らせるため費用を少しでも抑えることができます。

 

特に「塗り替えリフォーム」を検討されているのなら、外壁塗装と同時にやっておくのがおすすめです。

 

(2)防犯対策

雨戸を閉めると防犯性能がアップします。しかし、それだけで安心してはいけません。

 

雨戸が閉まっている=外出中

 

このように考える泥棒や空き巣もいます。そこで、窓にも補助鍵や防犯ロックを設置するようにしましょう。

 

雨戸をリフォームしたから大丈夫

 

確かに防犯性能はアップしていますが、用心するに越したことはありません。

 

(3)足場費用

雨戸リフォームだけを依頼される場合ですが、2階以上の高所もリフォーム対象となると「足場費用」が必要になってくるケースがほとんど。

 

費用内訳で見落としやすいところです。

 

5: まとめ

台風シーズンになると雨戸リフォームのご依頼が増えてきます。そのため、本当に必要なときリフォームが終わっていないということもあり得ます。

 

台風がやってくるまでに、雨戸が気になるのならリフォームを検討しておきましょう。防災は早めにやっておくことが肝心です。

 

今回の内容を参考にしていただき、安全で快適な暮らしができるように、住宅をバージョンアップさせていきましょう。

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