トイレの内装リフォーム~ステキな空間にこだわるポイント~
トイレは毎日の生活で必ず利用する場所です。また、お客様が訪問されたときに使われることもあるスペースですから、いつでも気分良く快適に使えるような空間にしておきたいですね。
そこで今回は、トイレの内装リフォームについてお話させていただきます。
Contents
1: トイレの内装リフォームはこだわるべき!
トイレの内装リフォームですが、私の経験から申し上げますと「リビングよりもこだわってほしい」、このように思います。
(1)トイレは大切な空間
どうして、このようなことを申し上げるのかと言いますと、ご家族にとってトイレは毎日利用する空間だから。
また、完全な個室でもありますから気分を変えたり落ち着けたりする場所にもなり得ますので、家族が快適に過ごせる空間にしておくことが大切だと思っています。
またトイレは、ほとんどのご家庭で「ほぼ同じ広さ」だったり「ほぼ同じ機能」だったりします。そのため、お客様がいらっしゃったときにトイレを貸すことになると、自然とお客様のご自宅やこれまで訪問されたお家のトイレと比較されてしまいます。
そんなとき、誰でも「ここの家のトイレは狭いな」とか「ごちゃごちゃしているな」とか「ちょっと清潔感が無くて困ったな」とか、思われたくないですよね。
さらにトイレの雰囲気は、そこの家族らしさが伺える空間でもありますので、できれば家族がゆっくりとできて、お客様にも「おしゃれ」と思われるようにこだわってもらいたいのです。
(2)汚れにくいのは大事
トイレの内装リフォームでこだわるべきは、汚れにくさです。
壁や床、トイレそのもの、手洗いの部分なども含めて「汚れ」を防ぐ工夫を取り入れてもらいたいと思います。
最近では、トイレの形状や泡の状態などによって洗浄効果の高い便器も登場しています。壁や床に関しても汚れにくい素材もありますので、できるだけ簡単に掃除できて清潔な状態を作りやすくする工夫にこだわってみてください。
(3)すっきりさせるこだわり
トイレの空間は広くありません。どちらかというとコンパクトです。そのためできるだけ広くすっきりさせるようにこだわりましょう。
例えば、タンクレスのトイレを選ぶと水を貯めておくタンクの部分がありませんので、空間が広く使えます。
また、タンクレスは見た目にもスッキリとしたフォルムなので、おしゃれなカフェのトイレみたいにもできますね。
タンクレスは少し費用も高めですが、コンパクトな空間をおしゃれで快適にするなら検討する価値があります。
2: トイレの内装リフォームをステキにするポイント
トイレの内装をリフォームしてステキな空間にするポイントを見ていきます。
(1)床
まずは目がいきやすい床です。
床に使う材料として選ばれることが多いのはクッションフロアです。クッションフロアはお掃除もしやすく、色や柄も豊富に揃っているのであなたのイメージに合わせて大変選びやすくなっています。
- 珊瑚石柄
- 白の大理石柄
- 木目柄
このように、おしゃれな色や柄が選びやすいので、床をリフォームするだけでも簡単にステキな空間に変えられます。
(2)手洗い
手洗い部分ですが、カウンターにしておくとかなりステキになります。
カウンター部分に小物を置くだけで、あなたのお家らしさを演出できます。
(3)照明
トイレの空間をステキに変えるなら、照明は大切なポイントになります。
LEDライトで明るく清潔な雰囲気にすることもできますし、従来の電球を使って温かみのある空間にすることもできます。
また、ペンダントライトなどを選ぶことで、かなりおしゃれな空間にすることもできますので、トイレの内装リフォームを検討されるときには「照明」も含めて検討してもらいたいです。
3: トイレの壁紙の選び方
トイレの内装リフォームで一番悩むのが壁紙でしょう。
(1)色
壁紙の色でトイレの雰囲気が変わります。そのため、みなさん悩まれることが多いようです。
トイレにおける壁紙の存在は、空間の90%以上を占めます。そのため、濃い色や原色を選ぶと、圧迫感を感じる空間になることもあります。
そこで、おすすめする色としては、
- ホワイトベージュ
- 淡いグレー
- 水色
など、清潔感が出やすく、目にもやさしい薄目の色をベースに検討しておきましょう。
トイレの壁紙には、奇抜さや目立つ色は必要ないと私は思っています。シンプルで落ち着ける色を選びましょう。
(2)性能
壁紙にも性能があります。例えば、
- 消臭機能
- マイナスイオン発生機能
- 汚れ防止機能
- 防カビ機能
- 吸放湿機能
「たかが壁紙」と思ってはいけません。あなたのお家のトイレに必要な機能をもった壁紙を選ぶことで、これまでのトイレで困っていたことが解決できるかもしれません。
(3)費用相場
一般的なトイレの広さであれば、壁と天井のクロスを張り替えて、3万円~5万円くらいが相場です。
ただし、先ほどお話しましたような機能を持った壁紙を選ばれた場合は、クロスの費用が少しずつ高くなっていくことがあります。
また、トイレの壁や天井の部分に破損が見つかった場合は、修繕作業が必要になりますので、工事費用がプラスされることもあります。
4: トイレの床材の選び方
トイレの床材は汚れやすい部分です。
(1)床材選びのポイント
トイレの中で便器の次に汚れやすいのが床です。
そのため床材選びでは「掃除のしやすさ」を忘れないようにしておきましょう。
- 耐水性
- アンモニアへの耐性
この2つは確認しておきましょう。
最近の技術で考えると、水に強くて冬でも足元が寒くなりにくい「クッションフロア」がおすすめです。
(2)床材は壁紙とセットで選ぼう
床材を選ぶとき、色や柄に悩まれることがあります。そういった場合、壁紙に合わせるようにしましょう。
別々で考えてしまうと、どうも落ち着かない空間になることが多いです。
(3)費用相場
床材にもよりますが、一般的な広さのトイレなら3万円~6万円くらいが相場です。
費用を考えても、壁と床はセットでリフォームした方が工事も一回で済みますのでお安くなることがほとんどです。
5: トイレのリフォームで忘れちゃいけないこと
トイレのリフォームを検討されるとき、次のことは忘れないようにしておきましょう。
(1)床のリフォーム
床のリフォームをするとき、便器を外さないと工事ができないこともあります。便器を外す必要があると工事期間や工事費用に影響してきますので、最初に確認しておきましょう。
(2)バリアフリー
将来のことや、体調が優れないとき、腰痛などが起こったときのことを考えて、バリアフリー化も視野に入れておきましょう。
- 手すりの設置
- ウォッシュレット
- リモコンで流せる機能
- フタの自動開閉機能
- 自動洗浄機能
こうした機能を取り入れておくと、いざというとき大変楽に暮らせます。
(3)コンセント
最近のトイレは、電化製品なんです。そのため、従来よりもコンセントが必要になることが多いです。
これまでなら、トイレの中にコンセントが1つあれば十分だったかもしれませんが、リフォームするならもう一つ増設しておきましょう。
コンセントがあれば、暑い夏に扇風機を設置することもできます。
6: まとめ
トイレの内装リフォームは、暮らしの雰囲気を変えてくれます。また、お客様がいらっしゃったとき、トイレを貸してと言われても慌てることもなくなります。
ぜひ、家族もお客様も快適に使えるトイレにリフォームしてみましょう。
お近くにトイレのリフォームを相談するところが見つからない、そんな方は遠慮なく「アップクラフト」へご相談ください。
あなたのご予算とリフォーム内容をお聞きし、最適なプランをご提案させていただきます。