リビング収納リフォームなら壁面収納でスッキリできます!
リビング収納でお悩みの方へ。
もっとスッキリとしたリビングで暮らしたい。ゲストが来るたび片付けるのが大変。朝片付けたのに、夜には散らかっていてうんざり。
こういう経験、誰にでもあると思います。ただ、何とか収納を作ってスッキリしようとしても、ラックや棚を購入して並べても、並べたことで部屋が狭くなったり、余計にごちゃごちゃしてしまったり。
本当はもっとスッキリとおしゃれな空間で過ごしたいのに実現できない。こんなお悩みをお持ちなら、今回ご紹介する壁面収納リフォームがおすすめです。
Contents
1: 壁面収納とは
壁面収納リフォームとは、お家の壁部分を利用して収納空間を作り出す方法です。
普段は効果的に使っていない壁に収納機能を持たせるため、空間の有効利用にも役立ちます。またラックなどを設置するのとは違い、壁を使うことでスッキリとした印象になりやすく掃除もしやすいというメリットがあります。
壁面収納は、設計の方法やコストによって自由度が高くなります。収納部分を隠すこともできれば、壁と一体化させてカフェのような雰囲気にすることできます。
さらに既製品を使った壁面収納リフォームも可能ですし、ゼロからリビングの造形にあった壁面収納を作ってリフォームすることもできます。
生活スタイルに合った収納を持つと、生活の質も向上します。イライラすることも減りますし、かっこいい収納ですと率先して片付ける気にもなります。
2: お家の中心「リビング」をスッキリ
リビングはお家の中心。このように言われます。確かに家族が集まる場所ですのでダイニング以上に中心的な役割を担っています。
しかし、中心的な役割であるために様々なモノが持ち込まれ、そのまま放置されてしまうことでスッキリとしない場所にもなってしまいがち。
(1)モノが散らかるリビング
家の中にはクローゼットや納戸、パントリーなど収納スペースがあるのですが、気が付くとすぐに手に取りやすいリビングへモノが集まってしまうことが多くないでしょうか。
テレワークで使うパソコンのヘッドセット。読書用の書籍。趣味の雑誌やタブレット。スマートフォンを充電していたり、小さなお子さんのおもちゃが散乱していたり。こういうこともあると思います。
おそらく住宅の中でモノが溢れそうに考えるキッチンよりも、リビングは散らかりやすい性質をもっています。
まずはこの事実にフォーカスしてください。リビングが散らかってスッキリしないのは、家族それぞれが自分の好きなものを持ち込んだままにするためです。
(2)リビングをスッキリする方法
そこでリビングをスッキリさせる方法を検討してみましょう。経験から申し上げますと、次のような方法が比較的楽に使えます。
[1]和室を利用
リビング横に和室のあるお家も多いかと思います。こういう間取りの場合、和室をご夫婦の寝室兼収納スペースにすることもできます。
まずはご夫婦のモノだけでも、自分たちの寝室へ移動するクセを付けていきましょう。
[2]床の間を利用
床の間のあるお家もあると思います。しかし床の間を使っているご家庭は多くありません。
お茶やお花をされているご家庭や、美術品に興味のある方がいらっしゃる場合ですと、床の間を上手に使っておられますが、そうでない場合は・・・使ってないことが多いです。
もし、ご自宅に使っていない床の間がある場合、床の間のスペースを書棚にすることも可能です。
まずはリビングに散らかった書籍やDVDやタブレットなどを、床の間からリフォームした書棚へ収納することからはじめましょう。
[3]掃除機をしまえるとかなり変わる
リビングが散らかって見えるアイテムのひとつ「掃除機」。
掃除機は見えない場所はしまうのがスッキリさせる方法です。リビングの隅に立てかけて見えないようにするだけでも変化します。
[4]魅力的なのが壁面収納
リビング内をリフォームしてスッキリさせるなら「壁面収納」がおすすめです。
壁に沿って収納を作りますので、無駄なスペースが出来ません。また、ラックを置くのではなく壁に収納スペースを設置しますので、スキマの掃除が大変ということもありません。
3: リビングの壁面収納費用相場
リビングの壁面収納はスッキリさせるためにおすすめです。しかし、費用やメリットが気になるところではないでしょうか。
(1)壁面収納のメリット
まずは壁面収納のメリットをお話します。
[1]収納ボリューム
既存のラックや家具を設置するよりも、自由度の高い収納スペースを作れます。また、天井近くまでの空間を有効利用できますので、既存ラックや既存家具よりも収納ボリュームがアップします。
奥行きやデッドスペースを上手に活用する設計ができるので、無駄なく収納スペースを持てるのもメリット。
[2]デザイン
壁面のデザインを変えることで、お部屋の印象が変わります。また、壁面収納を「見せるスペース」にすることで、収納するモノを変えるだけでお部屋の雰囲気も変わります。
自由度の高いコーディネートは、壁面収納のメリットと言えますね。
(2)リフォーム費用相場
壁面収納の費用は、工事の範囲やアイテムの種別によって変化します。
大まかですが費用相場としては次のようになります。
30万円~60万円
本棚型の壁面収納ですと、次のようになります。
20万円~50万円
補強作業や壁紙の張り替えなどの工事が必要になる場合は、工事費用が増えますのでリフォームを検討されるときには、どこまで工事が必要なのかを業者から伝えてもらいましょう。
4: リビング収納リフォームの注意点
リビングへの壁面収納はメリットがあります。しかし、次のような注意点も同時にありますので、生活スタイルにあっているかどうかチェックしておくことが大切です。
(1)簡単に撤去できない
壁面収納は言葉の通り、壁面に設置する収納スペースです。そのため一度設置すると簡単には撤去することができません。
ラックは家具のように「気に入らないから移動」ということが難しいのです。また、簡単にお部屋の模様替えのように移動することもできません。
そのため、デザイン性を気にされる方が多いのですが、本当に注意しておきたいのは使い勝手の部分です。簡単に撤去できないからこそ、自分たちにとって使いやすいのかどうかを考えておきましょう。
(2)収納の選び方
収納スペースで大切なのが、
- 棚の数
- 高さ
- 配置
まず、これらの参考になるものを実際に見てもらいたいと思います。例えば、ショールームで確認する。住宅展示場で確認する。
最近ならホームセンターでも実物に近いものを確認できます。
実際に自分の背丈や使い方で確認してみないと、見た目だけではわからないのが収納です。
(3)容量選びの注意点
今、収納したいモノの容量を考えて、収納スペースを検討される方が多いです。しかし、これでは数年すると溢れてしまい、結局はリビングに散らかってしまいます。
そこで、今必要な容量よりも余裕のあるスペースで検討しておきましょう。また、最低でも年に一回は断捨離することも忘れてはいけません。
1年以上手に取っていないアイテムや、積読になっている書籍は処分してスッキリさせましょう。
(4)高さ
壁面収納は天井近くまでのスペースを使えます。これは大変便利な点です。しかし、高すぎるスペースは、荷物の出し入れが面倒になり使わないものが集まる場所になりやすいもの。
高さは実際に使える部分までにしておくのがおすすめです。
5: まとめ
リビング収納は壁面収納リフォームでかなり解決できます。
バラバラとラックや家具を並べるなら、どこかの壁を収納にしてしまった方が見た目もいいですし、掃除もしやすいですし、収納もしやすくなります。
また、小さなお子さんの教育のためにも、すぐ手に取れる場所に本があると、興味を持つ対象が増えていき、自分で考えられる子供へと成長するはずです。
リビングが散らかって困っている方は、壁面収納を検討してみてください。