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暑さや紫外線対策はリフォームで解決!夏でも快適なお家に変える方法

 
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昨今の夏は、昔と違って「暑い日ですね」というレベルではなくなっています。外に出ると危険な暑さの日もあります。だからと言って、家の中でエアコンを付けずにいると熱中症になってしまう。そんな日もあります。

 

こういう日が、一年の中で1週間くらいなら、まだ何とか過ごせるでしょう。しかし、最近は違います。一ヶ月は続きます。残暑が厳しい年ですと約二ヶ月は続いています。

 

そして、人がこんな風に暑さでダウンしかけているということは、お家にも厳しい日が続いているということ。

 

少しでもお家と人への負担を減らすためには、夏の酷暑へ向けたリフォームで対策し、暮らしやすい環境を整えるのが一番です。

 

1: お家の暑さや紫外線の問題

夏は他の季節よりも、次の2つが強烈になります。

 

  • 気温が高くなる
  • 紫外線が強くなる

 

どちらも人にとっては大変きびしい環境です。気温が高くなると熱中症になりやすいですし、紫外線が強くあたりすぎるとお肌のトラブルを引き起こす原因になります。

 

そして、これら2つは住宅に対しても大変きびしい環境になっています。

 

住宅は屋根や外壁部分を塗装してコーティングしているような状態になっていますから、少しくらいの熱や紫外線では問題はありません。しかし、前回塗装してから5年、10年と経過していると塗装部分の劣化がはじまり、熱や紫外線への対応力が低下。その結果として、壁や屋根に「ひび割れ」を引き起こすこともあります。

 

ここで問題になるのは、ひび割れが起こると夏から秋に向けて発生する「台風」によって、雨漏りが激しくなる可能性が出てくることです。

 

また、ひび割れが大きくなってくると、室内の気密性能が低下し、いくらエアコンを付けていても少しずつ外へ漏れてしまうこともあれば、外の暑さが室内へ伝わりやすくなり、お家の中が快適ではない状態になってしまいます。

 

暑さと紫外線は、お家の寿命に関わる部分でもあり、あなたの暮らしの快適度にも関係してくる部分なのです。

 

2: 夏でも快適にするリフォームポイント

まず、夏でも快適に暮らせるようにするリフォームのポイントを見ていきます。

 

(1)玄関

日本では玄関は「日当たりの良い方角」に設置されていることが多いものです。

 

仮に北側に玄関があったとしても、夏の朝日が昇る時間から10時くらいまでは、玄関へ太陽の光が強く当たっているところも多いはず。

 

また、西側に玄関があるところですと、夕方から日の入りまでは西日が。

 

このように玄関は家の中でも、熱と紫外線を受けやすい箇所であると言えます。そのため、玄関の暑さと紫外線対策リフォームは最初に検討する場所になります。

 

(2)オーニング

住宅の外へ日差しを遮るようにつけるものです。

 

オーニングには電動式と手動式があります。電動式の方が開閉も楽にできます。また、角度調整なども簡単ですので、設置する空間があれば電動式がおすすめです。

 

手動式ですと、どうしても面倒になりますし、手が汚れるので「わかっているけれど動かしたくない」という心理が働き、せっかくオーニングを取り付けても有効活用されないままになっていることもあります。

 

オーニングは、暑さ対策や紫外線対策として有効ですし、オーニングで適切に日差しを遮ることで、必要以上にお部屋も暗くなりません。また、室内の家具や畳などの日焼けも減ります。

 

(3)

暑さと紫外線対策リフォームでもっとも有効なのが、「窓」に関するリフォームです。

 

窓ガラスをリフォームすることで、暑さや寒さを抑えることもできれば、紫外線が入ってくるのを低減することもできます。

 

窓のサッシ部分をリフォームすると、気密性がより高くなりますので暑さや寒さを調整するエアコンの省エネ対策にもつながります。

 

また、サッシのリフォームで気密性が高まると、防音対策や騒音対策にも効果を発揮します。

 

窓のリフォームは、お家での暮らしを快適にしてくれるリフォームのひとつです。特に最近の新しい窓やサッシは、暑さや寒さ、紫外線、音に関するトラブルを防止する性能が高くなっています。政府も窓のリフォームを推奨しています。

 

3: 「暑さ」対策の方法

暑さ対策を行うとき、忘れずに取り入れてもらいたいことがあります。

 

(1)風通し

暑さは風通しを良くすることで、かなり改善することができます。特に住宅が密集していない地域であれば、住宅と住宅の間を風が通りぬけやすいので、風通しを良くするだけでも室内温度を下げることが可能になります。

 

反対に、住宅が密集しているところや、車が頻繁に通るところですと、エアコンの室外機から出る熱や、自動車から出る熱によって「暑い空気」が室内へ運ばれる可能性があります。

 

風通しは暑さ対策の重要なポイントですが、お住まいの環境に合わせて検討することが大切です。

 

(2)日陰づくり

日陰をつくると暑さを軽減できます。これはお住まいの環境に影響されにくい方法です。

 

先ほどお話しました「オーニング」や「シェード」をリフォームで取り付けるだけで、目隠し機能兼暑さ対策ツールになります。

 

4: 「紫外線」対策の方法

つづいて紫外線対策の方法を見ていきます。

 

(1)屋根

まず、住宅の紫外線対策を考えましょう。というのも、紫外線対策ができていないと住宅そのものがダメージを受け劣化が進みやすくなるからです。

 

最初にもふれましたが、住宅が紫外線を受けて劣化が進むと必ず屋根や壁に「ひび割れ」が出来ています。すると、大型台風やゲリラ豪雨が発生したことで雨漏りが始まってしまい、住宅の構造部分へダメージを与える原因にもなり得ます。

 

そして、これは覚えておいていただきたいのですが、屋根と壁では屋根の方が劣化速度が速いということです。

 

ですから、家の紫外線対策を考えるなら、1番目は「屋根の劣化を修繕すること」です。

 

(2)

屋根の紫外線対策が出来ているなら、2番目は「窓」のリフォームを考えましょう。

 

「暑さ対策」でもふれましたが、窓ガラスや窓のサッシをリフォームするだけで、かなり家の中が快適になります。

 

夏でも冬でも快適な室内を手に入れられる方法です。屋根塗装の必要が今のところ無いお家なら、窓に関するリフォームを進めましょう。

 

5: 意外に知られていない「汗」対策

暑い季節になると、誰でも汗をかきます。その結果、汗や皮脂が一緒にフローリングへ落ちて染みこんでしまうことも。

 

すぐにお掃除できれば問題ありませんが、放っておくとベタつきの原因になります。

 

もしフローリングのベタつきが、いくら掃除してもスッキリしないなら、汗や汚れに強いフローリングへリフォームされるのが良い選択肢です。

 

6: 夏から秋へ向けて「害虫」対策

もうひとつ、暑い季節(6月中旬から9月初旬くらいまで)になると発生しやすいトラブルが「虫の発生」。

 

窓から入ってくることもあれば、キッチンで発生してしまうところもあると思います。

 

窓から虫が頻繁に入ってくるなら、早めに網戸のリフォームを検討しましょう。網戸にもバリエーションがありまして、小さな虫までシャットアウトできるものもあります。

 

キッチンで虫が発生しやすい場合は、ゴミ置き場やキッチンの隙間の対策がおすすめです。

 

リフォームすることで、虫が発生しにくいキッチンを作れます。

 

7: まとめ

暑さと紫外線は人にも住宅にも厳しい問題です。

 

そこでリフォームをすることで、暑さと紫外線の対策をしておきましょう。

人が快適に暮らせる環境。長持ちする住宅。どちらも手に入れることができます。

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