洗面台の取り替えポイントを解説!交換費用や基礎知識をご紹介
リフォームを行うと一気に変化を感じられるのが洗面台。
見た目も機能も使いやすさも、多くの部分が従来の洗面台と変わることで暮らしに快適さと潤いをもたらせてくれます。
そこで今回は、洗面台の取り替えに関する基礎知識や交換費用についてご紹介していきたいと思います。
Contents
1: 洗面台の取り替えで知っておくと便利な基礎知識
洗面台の取り替えを検討されているのなら、まずは次からお話する基礎知識を理解しておいてください。
(1)洗面台の種類を知ろう
最近の洗面台には種類があります。次の3つの種類が一般的ですので、ご家庭の好みや家族構成を元にして考えてみてください。
[1]ユニットタイプ
ユニットタイプという種類があります。言葉からもイメージできると思いますが「ユニットバス」と同じように、洗面台に必要な基本機能
- 鏡
- 収納
- 洗面ボウル
これらが最初から一体化しているタイプを指しています。
洗面所のスペースに合わせて置くだけで取り替えがスムーズに終わるタイプなので、利用されているご家庭に多いです。
ユニットタイプの良いところは、収納力が高いことでしょう。足元の収納エリアだけではなく、鏡を開いた後ろ側にも収納スペースが用意されています。
また、最近のユニットタイプの洗面台には、蛇口を伸ばして使えるシャワーヘッドタイプのものが設置されているものも多いため、朝の忙しい時間にパパッと髪を濡らせて整えることもできます。
[2]システムタイプ
システムタイプは「システムキッチン」と同じような意味合いです。
洗面ボウルや水栓など、洗面台に必要なパーツを、自由に組み合わせてあなた好みに演出できます。
お風呂と雰囲気を統一しても良いですし、洗面台だけおしゃれなホテル風にしても良いでしょう。
また、システムタイプの良いところは、家族構成によって洗面台の高さを変えられること。そして洗面台の横幅も選べるので、家族が使いやすい洗面台にすることができます。
さらに、洗面台で気になる収納ですが、これも自由に選べます。洗面台に置いておきたいアイテムが多い場合は、大きめの収納を設置しながら統一感を持たせる。そんなこともできます。
- 機能性
- デザイン性
どちらもあなたのご家族に合わせることができます。
[3]カウンタータイプ
座ってメイクがしやすい洗面台もあります。
デザインや機能を自由に選べますし、素材や飾り棚などもカスタマイズできます。
ゆっくりと座って使いたいという希望がご家族からあれば、カウンタータイプはおすすめです。
(2)大きさに注意しよう
従来の洗面台から取り替えるとき、機能やデザインなどを気にされる方は多いのですが、大きさに関しては後回しになっている。そんなご家族もいらっしゃいます。
リフォームを専門に行っているアップクラフトとしては、経験から申し上げますと最初に決めて欲しいのが洗面台の大きさです。
というのも、従来の洗面台と全く同じ大きさの洗面台に取り替えるなら問題ありません。
しかし、従来の洗面台よりも
- 大きい
- 小さい
場合は、前もって準備しておかないといけないことが出てきます。
例えば「大きい」場合ですと、洗面台の横に洗濯機が置かれていたら、、、洗濯機の横に収まるでしょうか?何とか収まったとしても、洗濯機を動かすと振動で洗面台にぶつからないでしょうか?
反対に「小さい」場合ですと、従来の洗面台が設置されていた部分の壁に
- 色焼け
- ビスの穴
こういうのが剥き出しになってしまうこともあります。
どちらも新しい洗面台を設置するまでに「どう対処するか」決めておかないといけないことです。
(3)排水は重要
洗面台の排水ですが、壁からの排水か床からの排水かを確認しておきましょう。ご自身でわからない場合は、リフォーム業者に確認してもらってください。
最近の洗面台はどちらにも対応できるようになっているものが増えていますが、モノによっては使えないタイプもあります。また、排水や給水の方法を変えるとなると工事範囲が広くなってしまうため費用にも影響してきます。
2: 洗面台を取り替えるときのポイント
洗面台の取り替えで次のポイントを知っておいてほしいです。
(1)メーカーの特徴
洗面台だけではありませんが、メーカーによって特徴が違っています。
- パナソニック
- リクシル
- TOTO
- TOCLAS
- クリナップ
他にもありますが、それぞれにメーカーのこだわりがあります。そのメーカーの特徴やこだわりが使いやすいのか、できればメーカーショールームで確認してみてください。
一緒に洗面台のグレートも実物で確認しておかれると、後から選びやすくなります。
(2)サイズと高さ
先ほど少し話しました。サイズと高さに関しては注意しておきましょう。
特に大きなリフォームを考えておられず、従来の洗面台が古くなったので交換したいというだけなら、同じ大きさの洗面台を選ばれるのがおすすめです。
家族構成に変化があった。ライフスタイルが変わってきた。こういう場合は、大きさに注意しながら選んでください。
また、極端に高い洗面台や低い洗面台は、家族の暮らしが変わった時、使いづらくなります。
(3)脱衣と収納
洗面台のあるところが脱衣スペースも兼ねている。こういうケース多いですね。
その場合、洗面台の取り替えによって脱衣スペースが狭くならないかどうかも検討する必要があります。
そして収納に関しても、足りるのかどうか確認しておきましょう。
(4)水栓や洗面ボウル
水栓の取り付けられている場所や、ボウルの素材によって使いやすさが変わります。
ただ「使いやすさ」はご家庭によって変わってきますので、これこそショールームで実物に触れてほしいポイントです。
3: 洗面台の取り替えで気になる費用相場とは
洗面台の取り替えで気になる費用相場を見ておきましょう。
(1)洗面台の費用
- モデル
- サイズ
- グレード
これらによって費用は影響されます。
シンプルな洗面台なら7万円くらいが相場。こだわりのデザインや高い収納性能、6面鏡などを持つ洗面台なら50万円を超えるものもあります。
(2)工事に関わる費用
交換工事費用ですが、取り替えと古い洗面台の引き取りを合わせて3万円~5万円が相場です。
(3)内装に関わる費用
壁紙の張替や、給排水の場所の変更工事などを行うと、別途リフォーム費用が発生します。洗面台の間取りによって変化しますので、必ずリフォーム業者に見積もりを依頼してください。
4: 取り替え費用を抑えるコツ
取り替え費用を抑えるコツがあります。
(1)メーカーに関する考え方
とにかく費用を抑えたい場合は、メーカーにこだわらずに選ぶことです。
安いものを選ぶ。割引率の高いものを選ぶ。こういう選び方、費用を抑えたいなら正解です。
(2)内装工事のタイミング
洗面台の取り替えで内装が傷んでいるのがわかった。こういう場合は一緒にリフォームしておきましょう。その方が別々に工事するよりも「工事費用」が安くなります。
(3)地元業者を選ぶ理由
地元のリフォーム業者を選ぶと大手リフォーム会社のように
- 仲介手数料を取られにくい
- 高い割引のできるメーカーと取引していることが多い
このようなメリットがあります。どのメーカーが安いとは言えませんが、だいたいどこの地元リフォーム業者も普段からのお付き合いで「安くなりやすいメーカー」を持っているものです。
5: まとめ
洗面台を取り替えるときには、今回お話しました基礎知識や交換費用を参考にして検討していただきたいと思います。
リフォーム業者であるアップクラフトとしては、やはり「大きさ」を考えて欲しいところです。その次に予算。そして種類。
上手に取り替えしてもらうと、余分な出費を抑えながら気持ちの良い毎日を送れます。