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和室を洋室にリフォームしたい!使いやすくなるポイントや注意点を紹介

 
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お部屋のリフォームでご相談いただくことが多い「和室を洋室にしたい」というご要望。

 

新築の時は良かったけれど、築年数が増えてきたり、高齢化してきたりすると和室では使い勝手が良くないことも増えてきます。

 

そこで今回は、室内リフォームも得意とするアップクラフトが、和室を洋室へリフォームするポイントについてご紹介していきます。

 

1: 和室を洋室にリフォームすると良い理由

和室は趣があるので好きな人も多いですが、使い勝手を考えると洋室の方が良かったかもということもあります。

 

(1)メンテナンスがしやすい

和室から洋室へリフォームすると、一番楽だなと感じるのがメンテナンス性です。

 

洋室は和室のように、畳や障子、襖の張り替えが必要なくなります。特に障子や襖は、太陽の光が当たると簡単に焼けてしまって黄色く変色することもあります。

 

そのため、来客が比較的多いご家庭の場合なら、最低でも2年に一度は障子の張り替えが必要になることもあります。最近では障子の張り替えに関しては安くできるようになってきましたが、費用も手間も必要なのは変わりません。

 

また、襖ですが障子と同じように焼けてしまうこともありますが、それよりも掃除中に破れてしまうこともあります。襖って破れてしまうと大変みすぼらしい感じになりますので、結局は修繕の手間と費用が必要になります。

 

さらに畳も同じように、時間の経過と共に焼けや擦り切れが起こり、表の部分だけでも張り替えが必要になります。

 

しかし、洋室へリフォームすると、襖や障子は引き戸などに変わりますし、畳はフローリングなどに変えることができます。

 

張り替えや入れ変えは10年単位で考えれば良くなりますし、掃除もしやすくなります。

 

(2)きれいに使いやすい

畳はホッとできる場所ですが、衛生面を考えるとどうしてもダニやカビなどが潜みやすくなります。

 

掃除機で吸い取っても、畳の目に入ったダニやカビは取り除きづらいですし、ダニ対策として定期的にバルサンなどを炊くのも面倒です。

 

しかし洋室へリフォームすると床はフローリングになりますので、簡単に掃除することができます。

 

掃除機でもフロアー用のモップでも、簡単にいつでも清潔な状態にできます。

 

(3)お気に入りの部屋にしやすい

和室の雰囲気を変えることは難しいです。どんなにがんばっても和室は和室なので、あなた好みの雰囲気に変えることはできません。

 

しかし洋室なら、大変簡単に雰囲気を変えることができます。

 

例えば、家具一つを考えても簡単に移動できます。畳のように動かした後の凹みを気にすることはほとんどありません。

 

フローリングの上にカーペットやラグを敷くだけで、お部屋の雰囲気を簡単に変えることもできます。

 

お部屋のデザインの自由度を考えると洋室は大変便利な空間だと言えます。

 

2: 和室を洋室にリフォームする方法

和室を洋室へリフォームするには、次のような方法があります。すべてを行う必要はありませんが、トータルで暮らしの空間を考えるなら、やっておきたいことばかりです。

 

(1)畳をフローリングへ

和室のイメージを変えるためには、畳をフローリングへリフォームしましょう。

 

襖や障子、天井や壁は和室のままでも、フローリングを和室テイストに合う柄や色を選ぶことで、違和感を少なくしながら洋室っぽい和室にすることもできます。

 

予算が少ない場合、まずはこの方法を考えてみてください。

 

(2)天井と壁を気分一新

床の部分を変えたら、次に着手したいのは天井と壁の部分です。

 

いわゆる「内装」の部分ですが、天井と壁にクロスを張るだけで一気に気分も変わる部屋になります。

 

床と天井、壁だけでも真新しい洋室ができあがります。

和室を洋室へリフォームされるなら、この3点は実施してもらいたいと思います。

 

(3)引き戸に

和室には障子や襖で仕切があります。この部分を洋室のデザインに合わせた引き戸へリフォームしましょう。

 

洋室に合わせた引き戸へ変えることで、破れる心配もなくなります。

 

また、最近の引き戸は床の部分にレールのない「吊り下げタイプ」のものもありますので、高齢者の方がつまずく危険性も下がります。

 

(4)押入れをクローゼットへ

和室の押入れもクローゼットへ変えてしまいましょう。

押入れの中を1つのスペースにしクロスを張り、ハンガーパイプを渡しておけばクローゼットとして活用できます。

 

部屋と押入れを区切っていた襖は、外向けの折れ戸にしておけばクローゼットの中を広々と使えます。

 

(5)間取りを変更

和室を洋室にするとき、隣の部屋と一つにして広いリビングへリフォームすることもできます。

 

ライフスタイルの変化によって、使いやすい間取りも変わります。和室のリフォームタイミングで検討しておきたいところです。

 

3: 知っておきたい洋室へのリフォーム費用相場

リフォームで気になるのが費用ですね。ただし、リフォーム費用ってお家の構造や現在の間取り、どれくらい補強しないといけないか、などの要素によって変化してしまいます。

 

ですので、これからお話する費用はあくまでも「目安」と考えておいてください。確かな費用に関しては、リフォームの専門家に相談し、現状を診断してもらうことが大切です。

 

(1)和室→洋室

あくまでも一般的な6~8畳の和室を洋室へリフォームした場合ですが、おおむね50万円は必要になります。

 

(2)畳→フローリング

床部分の工事が大がかりでない場合、6~8畳で10万円~40万円くらいです。

フローリングに使う材料に「クッションフロア」を選ぶと費用を抑えることもできます。

 

(3)天井や壁→クロス

クロスを張り、床と壁の境目に仕上げの工事をします。6~8畳の和室で10万円~20万円くらいです。

 

4: 完全な洋室ではなくモダンな空間にもリフォームできる

和室を洋室へリフォームするとき、和室のテイストを無くすことなくモダンな空間へリフォームすることもできます。

 

(1)カジュアル和室

ユニット式の畳を敷くことで、畳独特の縁がなくなり洋室のような和室にすることもできます。

 

ユニット式の畳は色も選べますので、色違いを交互に並べると模様を作っておしゃれにすることも可能です。

 

(2)小上がり和室

大変おしゃれでモダンな空間になるのが、洋室の中にある「小上がりの和室」です。

 

LDKの一角に、3畳分くらいの和の空間を作っておくだけで、お部屋がグッとモダンになります。

 

小上がりにすることで、ベンチとしても使えます。

また、こういった空間があると洗濯物を取り込んで畳む時にも使いやすいのでおすすめです。

 

5: まとめ

和室を洋室へリフォームされるときには、お部屋全体をリフォームする方法もあれば、床+壁と天井、床+扉、というような方法もあります。

 

あなたの予算に合わせてリフォームする部分を検討してください。もし想定されている予算でどのくらいリフォームできるのか相談されたい場合は、遠慮なくアップクラフトへご連絡ください。

 

あなたのご要望とご予算をお聞きし、適切なリフォームプランをお伝えさせていただきます。

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