暗いリビングをリフォームして明るくする方法
リビングが暗くて困っているとお悩みの方へ。
ポイントを押さえてリフォームすることで、あなたの悩みを解決することができます。
暗いリビングにお困りでしたら、ここから先を読み進めてください。きっとあなたのお家に採用できるリフォーム方法が見つかるはずです。
Contents
1: リビングが暗いと楽しくない!
リビングが暗いと楽しくありませんよね?
リビングは家の中でも比較的長い時間を過ごす場所ですし、家族が集まる場所でもあります。
また、ゲストを通す場所になっているご家庭も多いのではないでしょうか。
このようにリビングは使用頻度が高いため、楽しい空間になっている方がメリットも多いものです。しかし暗いと、、、どうしても次のような影響が出てしまいます。
(1)生活のリズムが整いにくくなる
人のカラダは明るさに反応しています。そのため、いつも暗い空間にいると生活リズムが崩れやすくなります。
生活リズムが崩れると比較的多いのが「睡眠」への問題。
- 夜の時間になっても寝付けない
- 日中でも眠くて仕方がない
睡眠の質が低下してしまうのです。これでは万全の体調で仕事や遊びに集中することができません。
こういった理由からも、暗いリビングは明るくなるようにリフォームするのが最適です。
(2)光熱費がアップする
暗いと明るくしたくなります。特に過ごす時間が長いリビングなら。
そこで電気を付けておく時間が長くなるはず。すると、電気を使っているのですから当たり前ですが、毎月の電気料金がアップしていきます。
そして暗いリビングということは、太陽の光が差し込みにくいということですから、部屋の中の温度が高くなりにくいもの。そのため冬になると暖房が活躍するようになり、電気料金以外の光熱費もアップするようになります。
家計を直撃する原因でもあります。長い目で考えると暗いリビングはリフォームしておく方が家計への負担も減っていくのです。
(3)部屋の中がカラッとしない
太陽の光が入ってこないと、部屋の中がカラッしません。
気持ちよい空気感や、すがすがしい空気を感じにくくなります。気分的な問題ですが、やはりリビングは「気持ちよくのびのびできる」場所でありたいもの。
リフォームで空気感の良い場所に変えていきましょう。
(4)四隅にカビが生えるかも
太陽の光が入りにくいと、部屋の四隅にカビが生えやすくなります。
風通しが悪い、日光が入りづらい、という空間では四隅に湿気が溜まりやすくなり、カビが繁殖しやすいのです。
特に
- 梅雨
- 寒い季節
などは、水分が部屋の中に発生しやすいため、カビが喜ぶ環境になりやすいです。
アレルギーをお持ちの方や、呼吸器系の病気をお持ち方がご家族にいらっしゃるなら、対策しておく必要が出てきます。
(5)気分にムラが出やすい
科学的な検証はないと思います。
しかし、誰でも経験から感じていますが、暗い部屋に長時間いると気分が落ち込みやすくなるものです。
そして、こうした期間が長引くことで気分にムラが出やすくなり、些細なことでイライラしたり怒り出したりする人も出てきます。
ゆっくりリラックスして過ごす場所であるはずのリビングが、こんなネガティブな感じの場所になっているのなら、早急にリフォームで変化させましょう。
2: リビングを明るくするリフォームとは
暗いリビングを明るくするには、次のようなリフォーム方法があります。
あなたのお家の構造やリビングのレイアウトによって採用できる方法と採用できない方法があります。
ひとつずつ「自分の家ならどう活用できるのか」をイメージして読み進めてください。ちょっとしたリフォームで明るさを取り入れられるようになることもあります。
(1)窓を増やして明るくする
まず、最初に考えてほしいのが窓の増設や窓の大きさを変えることです。
おそらく「暗い」とは言ってもリビングの近くには窓がひとつはあるはずです。壁だけに囲まれたリビングではないはずなので、窓を使って明るさを取り入れることはできるでしょう。
大きな窓は大規模工事になるため遠慮したいという方は、小さな窓を複数付けるリフォームの検討をおすすめします。
また、リビングの天井部分に天窓を設置できないか検討する価値があります。
小さな窓を複数付ける+天窓の設置。この2つのうち、どちらかだけでもできればリビングの明るさは劇的に変化します。
(2)太陽光照明を検討する
日中の光を利用して家の中を明るくする照明システムです。
省エネにも貢献してくれる、比較的新しい照明です。まだまだ取り入れているご家庭は多くありませんが、新しいものに興味がある方は検討してみてください。
(3)リビングの場所を移動する
リビングは1階にあることが多いです。この固定概念を変化させて、二階へリビングを移動してみてはいかがでしょうか?
1階リビングにはどうやっても太陽光が入りにくいという場合、二階リビングリフォームは大変おすすめの方法になります。
(4)吹き抜けや中庭を作る
居住スペースに余裕がある。でも、リビングの場所は移動したくない。
こういう方は、リビング横に吹き抜けや庭をリフォームで設置しましょう。
リフォームした場所から自然な明るさを取り込めます。
(5)室内の色を明るく統一
少しでも日の光が入るのなら、リビングの室内色を「白」で統一してください。
白は日の光や照明を反射させてくれるため、少しの光で部屋全体を明るくしてくれます。
「白は汚れそうだし」という方は、アイボリーや薄いベージュもおすすめです。
(6)ベランダやサンルームの設置
ベランダやサンルームを使うかどうかは別として、リビングへ直接光を取り入れるために、ベランダやサンルームを設置する方法もあります。
「窓の設置だけではちょっと寂しい」とか、「お隣からの視線が気になる」という場合、ベランダやサンルームを設置すると緩衝材になります。
(7)階段のリフォームを検討
少し大がかりな工事になりますが、リビングに隣接した階段があるのなら、階段をスケルトンにし、階段スペースをリビングに取り込んでしまう方法もあります。
階段スペースの壁を取り払うことでリビングのスペースも広くなり、階段をスケルトンにすることでそこからの光が通りやすくなります。
光の通りを止めている部分をスケルトンにする。
こういう方法もリフォームでは可能です。
3: リフォームに適した業者選びは欠かせません
採光に関する悩みを解決するため、リフォームを検討されるときには室内リフォームを得意としている業者に相談しましょう。
リフォーム業者と言っても
- 外壁塗装専門
- 屋根塗装専門
- 防水専門
- 外構専門
- トイレ専門
というように専門特化しているところも増えています。
しかし暗いリビングを明るくするためには、間取りや採光に関する知識と技術が必要なので、上記の専門業者では対応が難しくなります。
家の中の一箇所ではなく、家全体を理解してリフォームできる業者に相談する。これが大切なポイントになります。
4: まとめ
暗いリビングはできるだけ早くリフォームを行い、明るくしておきましょう。
明るいリビングには人が集まりますし、気分も穏やかになります。
ゲストを迎えるときも明るいリビングの方が喜ばれますし、迎える側も自信をもっていられます。
「暗くて何とかしたい」と悩んでおられるのなら、できるだけ早く行動してください。明るさの問題は放って置いても解決しません。